こんにちは。Q-Qです。
以前年末年始の予定のエントリーをしましたが、今年は予定が変わってしまいました。
例年家族で墓参と食事会だったのですが、父方の祖母がなくなり、その通夜と告別式ということになりました。
100歳超の大往生ですが、もう祖父母宅に行くこともないんだなぁ、と思うとかなり寂しいです。
祖父母宅は戦後に建てた古い木造住宅で、廊下は狭いのに天井は高く、冬場は足元から深々と冷える典型的な日本家屋。
洋間があって和室があって、掘りごたつがあって欄間があって。
柱には昭和45年のカレンダーが印刷されたレターラックがかかってます。
箪笥の上には叔父が使っていたというクレヨンがずっとあり、
洋間には祖母が旅先で集めた小さい置物たちが大きなガラスケースに入れられて飾ってあります。
押入れを開ければ父(現在78)が遊んだという野球盤がしまわれていたり、
叔父が使っていたという、オープンリールのテープレコーダがあったり。
ものすごく「昭和」が色濃く残っていたおうちでした。
でも、祖母が入院し、そういう古いものたちはどんどん処分していたようなので、残っているものはほとんどないだろうなぁ。
祖母がなくなりあのおうちも建て替えになるでしょうし。
私が小さい頃の、思い出の結構な部分を占めていた、最後の場所がなくなるということに気が付きました。
以前の自宅も取り壊したし、母方の祖父母宅ももうないし。
時代は変わっていくのだから仕方ないのですが。
取り壊される前に、写真撮りに行こうと思います。