Quatre*Quarts

日々4分の4であること

【初イタリア】1日目 夕方 -ミラノスカラ座-

こんにちは。Q-Qです。

 

実はミラノスカラ座で観劇したい!というのが元々のリクエストだったのですが、チケットが入手困難っていうか超お高いし、そもそも滞在期間に上演があるのかも調べきれず。。

中だけでも見学したい!ということで、現地で調べて空きがあった内部見学ツアーを公式予約。
支払いはクレジットカードです。

www.museoscala.org

 *今、イタリアも大変なことになっているのでツアーはやっていません。。


イタリア語と英語のツアーがあり、私たちは英語の方で予約しました。
2人で€51.5.

1階窓口で予約画面を見せて通り、チケットチェックの方に上階に行けとゼスチャーで言われ階段をあがります。

ツアーの受付場所で予約画面を見せたら、受付窓口の係の方がなにやらバタバタとし始め。

「イタリア語のツアーか?」と聞かれ、「いえ、英語です」と答えると、とにかくついてこい!!という感じで私たちと私たちの後ろにいた初老の男性を案内してくれました。

 

何が起きたの??と思いつつも後をついていくと、その先の廊下に女性ばかり7人くらいの団体さんたちが。
受付窓口の方が一人の女性に話しかけた後、私たちに「これが英語ガイドのツアーだからこれに合流しろ」、と。

え、でも、私たち時間前に来たよね…??なぜスタートしてるのよ?
(今思えば直前2時間前くらいに予約したので、うまく現場に連絡されてなかったのかも)

釈然としないながらもイタリア語ガイドなんて100%わからないから、途中合流させてもらいました。

 

先に言います。
スカラ座内部見学ツアー、最高。
行けるなら絶対行ったほうがいい。超おすすめ。

 

なんせこれですよ。

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真正面からの舞台。
劇場内ぐるーっとじっくり見ることができます。

個室にもいくつか案内されました。

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舞台正面の貴賓席です。
ミラノスカラ座の貴賓席に入ることなんて一生ないと思ってました。
とにかくすごい。
どんな方々かお使いになるのか、、、まあロイヤルな方たちですよね。

他にも特別な個室(舞台脇の2個室分のところなど)も見せてくれました。


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階段を上って下ってと劇場内の移動が結構大変^^;
昔の人はドレス着てあの階段を上り下りしたのですよね?
自分の体力が落ちているだけなのか、結構疲れます^^;;;

 

こちらはなんと地下通路。
いろんな仕掛け(幕交換とか、舞台交換とか)の説明がたぶんあったっぽい。
(もうそこまで聞き取れません...)

舞台下に15m(だったっけなー)の深さの地下があり、セリ上がっていくシステムがあるという、今なら当たり前のものが普通にあるのが凄かったな。

ってそのシステムはここ最近のものかもしれませんけど;
f:id:quartre-quarts:20200313231411j:image左が英語ガイドの方。

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舞台の前までにじり寄って見学できます。
何の楽譜だろう?と思いましたが、内容までは見えず。。
長時間座って演奏するからか、オフィス用のイスっぽいのが並んでました。


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この方向に見ることができるなんて、すごいですよね。

 

こういった見学ツアーだと触ったり座ったりは厳禁ですが、現役の劇場であるスカラ座では触るのはもちろん、椅子に座るのもOK!
っていうか、ガイドの方が順番に座ってみろと勧めてくれます。

 

お値段も決して安くはないし、時間とられてどうなん?と思っていたのですが、いざ始まってみたらもう「へー」「はぁー」「すごっ」という感想しか出てこない、最高の見学ツアーでした。

英語をちゃんと理解出来たらもっとよかっただろうなぁ。。。

劇場入口ホールで解散。

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見学ツアーの人以外だーれもいない!

こんな景色を思う存分撮影できるなんて、最高です。

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そのままミラノスカラ座博物館を自由に見学して外に出ました。

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出口への階段脇には過去の演目のポスターがずらっと飾られています。
じっくり眺める時間もなく通り過ぎてしまいましたが…。

 

なんだかんだで2時間以上滞在。
1日目のメインと言っていいアクティビティとなりました。